グラウンドゴルフでホールインワンを出すと、とてもうれしいものです。なにより気分爽快です。
グラウンドゴルフでは、コース距離が他の競技に比べて短いので、ホールインワンをとても狙いやすいのが特徴です。
パワーで男性よりも劣る女性でも十分に狙えますので、ホールインワンを気軽に狙って楽しむことがでます。とはいえ、狙ったからといって易々とホールインワン出来るものでもありません。
そこでホールインワンを狙いたい方向けに、グラウンドゴルフでのホールインワンの出し方について解説いたします。
この記事を読むことで、漠然とボールを打っていたのが、ホールインワンを狙って楽しむことができるようになります。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
グラウンドゴルフにおけるホールインワンは、各ホールに設置するホールポストの中に、1打目で打ったボールが入って止まることをいいます。
ゴルフとは違い穴ではないので、ホールポスト内にしっかりと止まらなければいけません。
場合によってはホールポストに入っても、転がり抜けだすこともあります。それが近い分難しい部分ともいえます。
公益財団法人 日本グラウンド・ゴルフ協会の定めるルール第14条では、ホールインワンに関する規定が次のように記載されています。
第1打がホールポストに入ったとき、プレーヤーは打ったボールが1打目でトマリになったとき(ホールインワン)は、合計打数から1回につき3打差し引いて計算する。
グラウンドゴルフではホールインワンごとに、3打も差し引きしてもらえるという大きなボーナスを得ることができます。
特に6番ホールと8番ホールはコースが15mと短いことから、ホールインワンをとても狙いやすいホールになっています。
その次に短いホールの5番と7番では、10m距離が伸びて25mになりますが、外回りの1番から4番よりもまだ距離は短いので、内回りのホールはホールインワンを狙っていきたいホールだといえます。
4ホールでホールインワンを出せば、それだけでトータルから12打分差し引くことができますので、狙わない手はありません。
ホールインワンを狙う上で重要になる要素に、クラブの選び方があります。
なぜならスタート位置からホールポストまでまっすぐに転がすことができるクラブでなければ、ホールインワンは出せないからです。
ホールポストとボールをつなぐ直線からわずか1度でも左右にずれると、進んだ先でボールはかなりホールポストから離れます。
ヘッド部分にガイドがあるクラブを使えば、ガイドに合わせて打つだけでまっすぐ転がすことができますので、ホールインワンを狙いたい場合は重要なポイントだと言えるのです。
また、フェイス素材の選び方も重要なポイントです。
コース距離に合わせて力加減をする必要がありますが、うまく調整するためにもフェイスの素材は重要な要素なのです。
これらのことから、ガイド付きのもので自分の現状にあったフェイス素材のクラブを選ぶようにしましょう。
ホールインワンを狙う場合、極論でいえばスタートマットからホールポストに向かって真っすぐに転がせば達成できます。
実際そこまで簡単なものではありませんが、そもそもまっすぐに転がせなければ狙えるものも狙えません。
各ホールの距離に合わせて力加減を行い打ち出し、ホールポスト内に止められるのがベストだと言えますが、まずは方向をしっかりとコントロールできるように、クラブをコンパクトに振りぬく技術を身に着けるようにしましょう。
コースのコンディションも実は大きく影響します。ボールが転がる地面の状況によってボールの転がりやすさが変わってしまうからです。
乾いている場合、転がりやすく止まりにくい状態だといえます。
逆に、雨が降って濡れている状態であれば、水の力でブレーキがかかってしまい、転がりにくい状態になっています。そのため、コースコンディションはホールインワンを狙う上ではとても重要なのです。
また、グラウンドによっては、土でなく砂が多いこともあります。芝生や雑草が生えている場合もあります。そのような状況であれば、ボールの転がり方は変わってしまいます。
コンディションによっては、クラブに土や砂、水などがつき、ショットした際に方向がズレたり、力などのかかり方も変わってしまい、ミスショットにつながることもあるのです。
このようにホールインワンを狙う場合、コースの距離に合わせた力加減、まっすぐに転がすことができるクラブ選び、コースのコンディション確認が極めて重要なのです。