・グラウンドゴルフを始めてある程度の時間が経ったけど、中々思ったような成績にならない
・周りの人のようにうまくボールをコントロールできるように上達したい
そのような悩みを持つグラウンドゴルフ経験者の方は多くいます。
グラウンドゴルフはボールを1種類のクラブで打つスポーツです。
ゴルフのように、距離や場所に応じてクラブを使い分ける必要がないので簡単だと思う方もいるでしょう。ですが、使い分けが無い分、1つのクラブを使って飛距離・方向・狙った場所での停止というコントロールが必要になります。
グラウンドゴルフでの上達とは、これらを思ったようにコントロールし、繰り返して再現できるようになることです。
それをできるようにするには練習あるのみなのです。練習を繰り返すことで体感し、体で感覚を覚えていかなければならないのです。
ですが、練習前に確認しておきたいのがボールの反発性能です。
ボールには反発性能の規格があり、ボールによっては飛ばないように設計されているボールもあります。
プレイヤーのパワーに合わせて使い分けができるようになっているのです。ですが、これを知らずに飛ばないボールを使い続けていると当然飛ばないわけです。
そこで、今回はボールの種類を解説するとともに、上達するための練習方法をご紹介していきます。
ボールにはサイズの他に、反発力についての規格があります。
以前グラウンドゴルフを始めてまだ数ヶ月の知人が、打っても他のプレイヤーのようにボールが転ばないと悩んでいたことがありました。
私のボールで打つとそれまでよりも転がるようになったのです。
これは、ボールの反発性能に規格があることを知らず、購入していたボールが低反発のボールだったという例です。
このようにボールの反発性能を知らずに使っていると、スコアにも影響がでてきますので、ボールを購入する際には、そのボールの反発性能は確認しておきましょう。
グラウンドゴルフのボールは、1m20cmの高さより落とした際に跳ね返る高さが80cm以下であることと規格されています。
この規格に準じて、80cm限界に設計されたボールが多く作られています。
ですが、元々パワーには自信があり、しっかりとホールポストで停止させたいという方もいます。
そのような方向けに反発を60cm程度に抑えたボールも設計され販売されています。この20cmの違いはホールでも大きく差が出るようになります。
冒頭でも説明したように、グラウンドゴルフでスコアを良くするためには、ホールポスト近くに転がす正確な方向性、距離、停止のコントロールが必要になってきます。
そのためには、それぞれの特性にあった練習を繰り返す必要があります。それぞれの特性とその練習方法を解説します。
正確な方向にボールを飛ばすためには、正確なスイングが必要です。芝生や砂利の状況によっては障害となるものがあるかもしれませんが、それを交わしホールポストを目指すにしても、正確に直線に転がす技術は必要です。
ポイントは、ヘッドに書かれているセンターラインやマークの部分にボールを当てることです。センター以外のところで打つと、まっすぐに転がらず、違った方向に打ちだしてしまうからです。
狙った方向にまっすぐ転がすには、まずはボールをセンターラインに当てられるように練習を繰り返しましょう。
ご自宅の庭などで練習する場合は、ボールの位置から1m程度のところにマーキングしておき、そのマーク上を通過できるように打つ練習をするといいでしょう。
グラウンドゴルフで転がす距離を調整するには、スイングの速度と高さを調整することで対応が可能です。
まずスイング速度が早ければ、インパクト時にかかる力が大きくなり、運動エネルギーは大きなものになります。
また、高い位置から振り下ろされるスイングであれば、低い位置からのスイングよりも運動エネルギーは大きくなりますので、その分距離が伸びるようになります。
まずは、スイングの高さでどの程度距離が変わるかをつかみ、その中でスイング速度を変えるとどの程度距離に影響が出るかということをチェックしつつ繰り返し練習することで、自然と打った際の距離感がつかめるようになります。
距離を出すのと同じで、目標位置が近づいてくると、飛距離を抑えて打つコントロールが必要になります。
つまり、止める場合も同じで、スイングの高さとスピードのコントロールでそれを行います。
ホールポストが3m先なのに、90度近くまで振り上げて全力で打つなんてことをすると、当然ホールポストから弾きだされてしまいます。
ポスト内に静止させるには、距離に応じた強さのコントロールが必要になりますので、飛ばす練習同様に、どの程度スイング高さを抑え速度を調整すれば、どのくらい転がるかという感覚を掴めるまで練習を繰り返すようにします。
今回はグラウンドゴルフの上達方法についてご紹介しました。
まず重要なのは、ボールの反発力。規格があることを知らなかったという方は、ボール性能を確認し、自分の現状にあったボールを使うようにしましょう。
その中で、ポイントは2つ。
・ヘッドの上部にあるマークに合わせてボールを確実に当てる
・スイングの高さ、速度に応じてどれだけの距離が出るかを体で覚える
ヘッドの当たる位置が安定しない間は、思ったように方向がまっすぐいかないので、100%マーク部分で当てられるように練習しましょう。
高さ・速度での飛距離は、体感して覚えるところですので、自分の感覚がつかめるまでは何度も練習しましょう。
感覚が合わなければ距離が足りない場合や飛びすぎるということも繰り返してしまいます。
この2点のポイントをクリアすることでスコアはどんどん良化していきますので、練習して過去最高得点を出せるようにしていきましょう。
グラウンドゴルフはゴルフと似ていますが、グラウンドゴルフは1種類のクラブのみを使用し、コースも比較的短いです。
開始: 各プレイヤーは、指定されたホールからプレイを開始します。最初の打者は抽選または決められた順番で決まります。
プレイ: プレイヤーは、ボールをホールに入れるまで交互に打ちます。最初にボールをホールに入れたプレイヤーがそのホールの勝者となります。
スコアリング: 各ホールでのストローク数がプレイヤーのスコアとなります。全ホールを終えた後、ストローク数が最も少ないプレイヤーが勝者となります。
ペナルティ: ボールがコース外に出た場合や、他のプレイヤーのボールを打った場合などにはペナルティが課され、追加のストロークがカウントされます。
クラブ: グラウンドゴルフで使用する道具で、ボールを打つためのものです。ゴルフとは異なり、グラウンドゴルフでは1種類のクラブのみを使用します。
ホール: ボールを入れる目標となる場所です。通常、フラッグやマーカーで示されます。
ストローク: ボールを打つ行為、またはその回数を指します。
パー: 各ホールで目指すべき理想的なストローク数です。
アウトオブバウンズ (OB): ボールがコース外に出た状態を指します。OBになった場合、ペナルティが課されます。
ティーショット: 各ホールの最初の一打を指します。
これらのルールと用語を理解することで、グラウンドゴルフの楽しみ方がさらに広がります。ルールを守り、フェアプレーを心がけながら、楽しくプレイしましょう